
城壁の中は、広く緑の広場です。真ん中に小高い丘、その上に本丸があります。
本丸の上には旗が風に閃いていました。
城壁の上は廊下になっていて、外部を見る銃眼は先が狭く、その昔の戦いの厳しさを感じました。
城壁を下りると、先ほどからの鋭い鳴き声の正体がわかりました。
孔雀も何羽か放し飼いにしているのですが、左側に、ケージがあり、フクロウが鎖につながれているのです。
このあと、北西ウエールズにいったときにフクロウのイベントを見せてくれる城を観光する予定になっていますが、ここでも、実際に、フクロウを飛ばせて見せるのです。
ケージから一羽のフクロウが広場に出されました。
長い紐をつけられたフクロウは調教師が呼ぶ声に応じて、調教師の手もとまで、数十メートルを飛ぶのです。
我々の感覚では、フクロウは夜行性と思い込んでいましたが、イギリスでは違うのです。
何種類かのフクロウと鷹がケージにいましたが、鋭い鳴き声はその鷹の声だったのです。
本丸に上がり、屋上からの眺めはお城の北西側は緑が多く美しい景観でしたが、南と東は、市街の建物がまじかに迫り、近代的なビルと、お城はアンバランスでした。
スランダフ大聖堂をみる予定だったのですが、帰りの時間とワイナリーのことが気になり、ワイナリーに急ぐことにしました。

