
今日の予定は、スノードン山に登る予定でしたが、ホテルから見えるスノードン山は頂上が深く雲に覆われています。
風も強く。雨もぱらぱらと降っています。スノードン山のある対岸は、曇っているのですが、こちらは快晴です。
このホテルは山と海岸線の狭間にあります。

ホテルを出たのは、11時でした。
ホテルの前を北に向かったのですが、狭い道路で、行き止まりは柵がしてありました。
引き返して、町の中に出たのですが、土曜日のせいか、人も車も多く町に出ています。
駐車の出来る道路端は多くあるのですが、なかなか駐車できる場所が見つかりません。
他の車も同様で右に左に駐車場所を探して走りました。
離れていても良いと思い移動しようとしたところ、左側の最後列の車に子供連れが帰ってきました。
しばらく待つとその車が出て行ったので、そのあとに駐車することが出来ました。

ここの町は素敵なリゾート地です。
このホテルの反対側の海岸線には、大きな素晴らしいホテルが立ち並んでいます。
どのホテルも色使いが上品で、個性的です。
フランスのニースに勝るとも劣らぬリゾートなのです。
海岸の一本西側の通りはおしゃれな店が並んでいます。
今日は土曜日なので多いのかとも思いますが、大勢の人が繰り出しています。

町のメインストリートには多くの商店が軒を連ねています。
探していた清潔で大きなスーパー(Marks and Spencer)(ロンドンに本拠を置く、全国ネットのスーパー、www.marksandspencer.com)を見つけたので、今日の昼食と果物を買うことにしました。
今日のメインは、少し奮発して、ロブスターにしました。
13.68ポンド、そして、イチゴ400g 1.99ポンド、ミネラルウオーター二本 0.60ポンド×2、フルーツサラダ2.49ポンド。
帽子も欲しいのですが、中々見つかりません。


町のストリートで、ギター片手にとても良い声で歌っている人がいました。
日本のように若い人でなくわれわれと同年代のように見受けられました。
ビデオに収めるからと言い。前においてある籠の中に一ポンドを入れたら機嫌よく歌ってくれました。

そのとき、ストリートの一角にある、教会の鐘が激しく鳴り出しました。
何事かと思ってみると、結婚式が行われていたのです。
教会の前には、友人たちが花束を持って待ち構えています。
もウエディングロープを張った車が入ってきました。
多くの人が、見守っています。
海岸通りの突き当りを上ってゆくと、有料道路の入り口に来ます。
そこで、2ポンドを支払いました。
有料道路を登ってゆくと眼下には真青な海が遠く広く広がっています。
ジェットボートが快音を響かせ、崖の向こうに消えて行きました。
右手の遥か下には、リゾートホテルが立ち並んでいます。
ビッグスケールです。

道は崖に沿って左に曲がり、高みに上ってゆきます。また、ゲートがあり、先ほどのパスカードを見せるとOKと言い通してくれました。かなり、高く上ったところに、教会があります。お墓もかなりの年代が経過したらしく文字の判読ができないくらいのものが多く立ち並んでいます。

頂上は、広い駐車場がある大草原です。
お天気は快晴ですが、風が強くしばらく外に出ていると寒さを感じます。
向かいに見えるスノードン山はご機嫌が悪いらしく頂上を見せてくれません。
この辺りから、海側に向かっては快晴なのに残念なことです。
この頂上までをケーブルカーが走っています。

その線路を跨いで東側に出ました。
この辺りも頂上から少し下ったところですが、草原になっていて数台の車が、止まっています。
草原には、木のテーブル・イスがあり、数組がテーブルに何か並べて楽しそうに話しています。
私たちも、仲間入りすることにしました。
スーパー(Marks and Spencer)で買ってきた、ロブスター・イチゴなどをここで昼食にしようとする魂胆です。
風は東側に比べると幾分穏やかです。
コバルトブルーの海とグリーンの草原遥か下には、羊の群れがのんびりと草を食んでいます。

途中から、もと来た道を帰らずに反対側に降りることにしました。
ものすごい急坂です。
下からは、路面電車があがってきます。町におりて、A55に乗り、バンゴールに向かいました。
Bangor(AA Map-28 D5) からは、A487で、Caernafon(AA Map-28 C5)に向かいます。
そして、今度はA4086でスランべリス(Llanberis)(AA Map-28 D5)に着きました。

ここは、スノードンの麓の町、スノードン山への登山拠点です。
また、有数のスレートの産出地と知られていて、スレートミュージアムがあります。
このあたりは素晴らしい景観の地なので多くの画家たちが、アトリエを開いているそうです。

そこで、一枚の絵を求めました。20ポンドで素晴らしく気に入りました。
レシートをほしいといいますと、安くしているので、VAT(英国の消費税17.50%)を入れるとその分お高くなりますといわれ断念しました。
スノードン山岳鉄道の駅を右に見ながら、A4086を上ってゆきます。
右は、崖、左側も崖です。
道は右に左にカーブを描きながら峠を目指して昇ってゆきます。
A498との合流点をA4086はCapel Curing(AA Map-28 E4)に向かいます。
ここからは、A5でBangolに向かいました。
Bangolからは、A55で朝きた道を、コンウイ(Conwy)(AA Map-28 E6)に、ここには、有名なコンウイ城があります。
町を城壁が囲んでいます。

ライトアップされているコンウイ城は、幻想的な光景です。

今日は、時間が遅いので外観だけを見てホテルに帰りました。
ここから、ホテルまでは、ほんの一走りです。
今日の夕食は、午後八時ごろから始めました。

妻は、ブロッコリーのスープ・ビーフステーキを注文し、私は、鴨のパテ・シーバスのグリルをオーダーしました。
これらは、日替わりメニューのそれぞれの三種類の中から選択します。
パンは、昨日はフランスパンだったのですが、今夜は少し固めのロールパンでした。



パンはそのほかに薄く切ってお煎餅のようにパリパリに焼いたものが、サービスされます。
デザート類は別テーブルにおいてあり、自由に好きなだけ取ることができます。
チーズが三種類、ケーキも三種類・果物はチェリー・リンゴ・フルーツポンチなど豊富に取り揃えてあります。
お腹がもう一つ必要です。
コーヒーはラウンジの方に用意されています。


