The Slaughter(ザ・スローター)

Stow-on-the-Woldからは、A429を南西に約5km進みます。TheSlaughter(ザ・スローター)の標識を右に行くとLowerSlaughter( AA MapP15 -5J )(ローワースローター)です。

マナーハウスホテル( Lower Slaughter Manor Hotel)の道を隔てた前に小川があり、澄んだ水が流れ、水鳥が悠然と浮かんでいます。

マナーハウスホテルの右奥の教会の前に駐車して少し歩くことにしました。

川に沿うて、上流に向かいました。
まず、Lower Slaughter Manor Hotelの斜め向かいにも、おしゃれなホテル(ウオッシュボン・コート・ホテル)があります。
小川の向こう側、橋を渡ってすぐが、入口になっています。
奥には広いガーデンの芝生がみえます。

上流に向かう道の両側にはおしゃれなお家が並んでいます。
どの家も個性があり、入口は花で飾られています。
その先には赤レンガの煙突と40年ほど前まで使われていたという水車小屋があります。
水車は今も回り続けています。
川沿いの狭い道を行くと土産物屋さんの前に出ました。
その先の住宅の前を進みぐるりと回って教会の前に出ました。

小川のほとりにはベンチもあり、人々が憩いのひと時をすごしています。
水は清く、流れもあり、水鳥も多くいます。
人の数も多くはなく、美しいコッツウオルズの中でも、上級の美しさを湛えているところであるとのガイドブックの案内も納得の出来る処でした。

それでも日中は訪れる人の車の音が気になります。
出来ることなら、ここに宿泊して、朝夕の素敵な静寂のひと時を過ごせたら最高だろうと思いました。

ここで、再び車に乗り込み、Upper Slaughter( AA MapP15 -5J )(アッパースローター)に向かいました。

ここは、LowerSlaughter(ローワースローター)より、はるかに静かです。
聞こえてくるのは風の音と鳥たちの囀りの声のみです。

奥まったアイ川のほとりに車を止めました。
静かな車ですが、その音さえもわずらわしく聞こえる雰囲気です。
勿論、エンジンを止めました。

その小川の上流でビデオを取っていましたら、少し離れた下流のほうから、馬が二頭進んできました。


きりっとした乗馬服に身を固めた美しい女性二人です。
小川を渡る小さい橋と、水辺に入る道があります。
その道は小川に水没しています。
彼女たちの乗る馬は、その道に乗り入れ馬に水を飲ませ始めました。
しばらくして、小川を渡り、右手の丘の邸宅のほうに登ってゆきました。

ここにも、素敵なマナーハウスホテル(Lords of the Manor)があります。

そして、この村にはパブはおろか、お店さえもありません。
何もない魅力の最高峰と旅名人ブックスには書かれていましたが、本当にその通りの処です。

暫時、ここに休息した後、出発しました。
アッパースローターをはなれて、丘の小道をB4068に向かいました。
しばらく進むと、先にアッパースローターで見かけた乗馬した美しい女性が前を進んでいます。
ゆっくりと車を進めると、道を譲ってくれました。

そのまま、車を進めて、パーキングゾーンで止めていると遥かかなたの下方の牧場の中を駆けてゆく優雅な姿を見ることができました。
この辺りは、ガイドブックには書ききれないほどの隠れたナイスビューがあります。
A436をBouton-on-the-Water( AA MapP15 -5J )に向かいました。



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