J_04thJuly2002

昨夜のうちに荷物の片づけを済ませていたので朝から気分は良い。
午前8時45分朝食を済ませて部屋に戻る。
ここは、一泊朝食付で一人27.50ポンドだから、二人で55ポンド、4日間で220ポンドである。
湖水地方で泊まった「Lindeth Fell Country House Hotel」は、4日間で600ポンド・プラス、飲み物代を支払った。
ここの朝食は、まず食卓にグラスに入ったオレンジジュースとサーバーに入ったミルクが出ている。
塩・胡椒・蜂蜜・ジャム・砂糖が二種類・バター・マーガリン・Walks Highland Oatcakes と言う缶に入ったクッキーの形をしたもので薄い塩味のあるもの、缶の絵にはその上にトマトなどを乗せてある。
ビュッフェに、シリアル3種類、果物も籠に入れてある。朝食のオーダーは、前夜にフロントの部屋にある用紙に必ず書き込んでおく。まず朝食の時間、欲しいアイテム、ベーコン・ソーセージ・マッシュルーム・トマト・ベジタブルスコーンなど必要なところにチェックをしておく。この部屋は二階が寝室で三階にバスルームがある。二階の部屋から螺旋階段を上がるとバスルームで美しいシャワー室がある。ここも素晴らしい調度品が飾られている。勿論、二階の寝室兼リビングは言うに及ばず、である。食事室・会話室もあまり多くて目のやりどころが無いくらいである。ピアノも置いてある。昨日、他の部屋を二室見せてもらった。一部屋はここより少しだけ広く天蓋つきのベッドがある。調度品はいずれも素晴らしく、この地方のタータンチェックで決められている。もう一室は、ファミリールームで、別にシングルベッドがひとつ追加されている。ここには、シャワーだけでなく、バスも用意されている。もう一泊する余裕があればあいているそうでしたが、3日は予約で駄目ですとの答えでした。


インヴァネス市内で、お土産の補充をして、インヴァネス空港に向かう、途中市内を出るときにガソリンタンクを満タンにする。今日も朝は日差しがあったが、10時を過ぎるころ雲が多くなってきた。空港に着き荷物を降ろし、ハーツレンタカーのフロントにキーを変換するそれだけのことである。インヴァネス市内で満タンにしたことを告げてOKである。すぐに、イージージェットのフロントに行き荷物を預ける。ここは、航空券を発行せず、ウエブサイトで航空券を発売している。

予約NOをプリントアウトしたものを提示して、後は本人確認のパスポート(外国人の場合、国内の場合は身分証明書)を提示すればそれでOKである。
荷物も二人で三個預けて、重量は60Kg×3を超えていたが、すべて、ノーカウントであった。
手荷物は、各三個この重量も5Kgを遥かに超えているが、問題なし。


但し、セキュリティは非常に厳しい。妻のはさみで長さが3センチのものが、手荷物としては拒否され、ロンドン・ルトン空港引渡しで処理された。


出発が大幅に遅れ、午後1時30分の予定が午後2時15分発となった。
搭乗順位は、身体障害者・子供連れ・チェックイン番号順であり、座席は指定されない。
インヴァネスデルラクロス空港を離陸して、1時間15分ロンドン・ルトン空港に到着した。
午後3時35分である。そのあとが大変であった。
荷物がいつまで待っても出てこないのである。
何かトラブルがあったらしいが、理解ができない。結局、約1時間待たされて荷物を受け取った。
サーマスリンクの案内所に行くと、ロンドン・キングスクロス駅までの切符代、一人、9.8P×2=19.6Pを払う その先を右に曲がり、4番目のドアーを出たところに、鉄道駅までシャトルバス(無料)が待っていた。
それに乗車したのが、午後5時5分、午後5時13分鉄道駅に到着する。

荷物は多く重いが、ここから、ロンドン市内までタクシーで行くと大変な金額になるので、電車にした。
乗車駅にはリフト(英国ではエレヴェーターのことをこのように言います)が完備されていました。
改札口も荷物が大きく重いので係員が別のゲートを開けてくれました。
ロンドン・キングスクロス駅までは約30分です。
このキングスクロス駅はリフトもエスカレーターもありません。
重い荷物を引きずって階段を上がっていたら、学生らしい日本人の青年が声を掛けてくれました。
して、重い荷物を一階まで引き上げてくれました。
そして、駅の前ではタクシーが車線に入れないので、右手の信号を渡り反対側車線でオースチンを捕まえなさいと言い残して人ごみに消えてゆきました。
異国で日本人に親切にされるとうれしいものです。
やっとの思いでタクシーを捕まえ、ホテルの予約確認書を見せて、此処に行ってくださいといいましたら、重い荷物ですね、何日間ですかと問うので3週間といいましたら、十分エンジョイできましたかと聞かれました。
タクシー料金は11.60ポンド、荷物が重いのでプラス3ポンドを差し上げました。
ホテルはビジネスホテル風です。
前にも同じようなホテルがあります。
何か、ホテルのアパートのような感じです。
狭くて、シャワートイレつきです。バスはありません。

シャワーを浴びて一息つきましたので、食事をするために出かけました。
非常に便利の良いところにこのホテルはあります。
レストランも多く、タイ・インド・スペイン・イタリアン、と多くあります。
Pubも人気のあるお店は歩道いっぱいまで、人があふれています。
スーパーも三軒はありました、営業時間も午後11時,朝は、八時開店です。

イタリアンレストランに行き、ジン・アンド・トニックを食前酒に、海鮮スパゲッティ・アサリのボンゴレと野菜とモッアレチーズをチョイスしました。
ビールを注文しましたら、さすがにローマ製でした。


