GreatLangdale

 

 

J_27thJune2002
今日も、Lakes’s Weatherである。
しかし、お天気の全般的評価で行けば良いということだろうか。
 だから、今日はウオーキングに決めました。
ホテルを出て、A591を北に向かう。AmbresideからA593に入る。
B5343の分岐を確認して、標識通りに進む。
ここは、アンブルサイドから少し入ったところですが、B5343道路は行き止まりになっています。
その先は、カール状の氷河期の名残を残す切り立った崖が屏風のように行く手を阻んでいます。
こんな奥まったところにもホテルがあります。
ホテルから遥か上のほうに、白いものが転々と連なって見えます。
羊でもないし、ゴミ袋をそんなに高いところまで持ってゆく必要もないし、とビデオの倍率を最高にしても判りませんでしたが、それは、登山用のツエルト(一人用のテント)で傾斜地の中の僅かな平地にそれを張っているのです。
勿論、ずり落ちない様に、岩にハーケンを打ち込み、ロープで固定しているのです。
 岩場を見ると、蟻のように点々と取り付いているクライマーたちが見えます。
私たちは、平地のウオーキングコースを歩くことにしました。
理由のひとつは、上のほうに登るルートの入口を見誤ったことです。
駐車場に車をおいて約三時間のコースを周りました。
カールのかなり奥のほうまで行くコースです。右手には、鋭い岩峰が連なっています。
クライマーたちが、岩に取り付いているのが、ビデオを望遠にしてみると、やっと確認できます。
下の道を二人のクライマーが、奥のほうに進んでゆくのも見えます。
この辺りも、雲の流れが速く、晴れた日ざしが岩峰を照らしているかと思うと次の瞬間には、別の峰に日差しが移動してゆきます。
予定通りに駐車場に帰りその近くにあるホテルのテラスでティータイムとしゃれ込んでいると、奥のほうから、人が降りて来るではありませんか、調べてみると、ホテルの奥に、フットワークパスと書かれた標識がありました。
 時間はまだ少しあるので、行けるところまでと登り始めました。
ルートは急斜面をどんどんと高度を上げてゆきます。
下を行く人や、駐車場の車がどんどんと小さくなってゆきました。
見晴らす景色は、高度を稼ぐたびに美しいものが見えてまいります。
眼下には、牧場の仕切りが小さくなり、小川は紐のように光って見えます。
遠くの山々が雲との境目を一つにしています。
右上を見ると、崖の右側にはすごい滝が架かっています。
水量も多く滝も大きいものを中心に何段にも懸かっています。
クライマーたちが登っていた岩場が下に見えるころ、丁度、時間になりました。
午後5時35分、もう少しで頂上なのですが残念です。
心を残しながら、下山することにしました。もと来た道を引き返すのですが、こんな高いところにも羊がいます。
足元のルートは感心するほど整備されていて歩きにくいことはありません。
急傾斜なのですが、石をきっちりと積み整備されています。
階段状ではあるのですが、階段にしては一段あたりの高さが低く、上手に作られてあります。
自分の歩幅で上り下り出来るように整備され、誰もが疲れないように工夫がしてあります。
駐車場についたのは、午後六時、のぼり45分下り30分でした。

 



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